① 自宅で好きな時間にできる
マウスピース型のトレーに薬剤を入れ装着するので、それ以外に必要なものもなく、自宅で好きなタイミングでホワイトニングをすることができます。
ホームホワイトニングとは、歯科医院に来院し型取りを行った上で患者さんそれぞれの歯型に合ったトレー(マウスピースのような形状)を作成し、そのトレーを使用して患者さんご自身が自宅でホワイトニングを行うものです。
ホームホワイトニングの主役は約10%の過酸化尿素です。オフィスホワイトニングで使用する薬剤と比較すると刺激性などは弱いですが、その分オフィスホワイトニングと比較して効果の表れも遅くなるとされています。
しかし、ホームホワイトニングはその名の通り、歯科医院へ通院せず自宅で自分のやりたい時にホワイトニングができるのがメリットです。ホームホワイトニングはマウスピースのようなトレー内面に薬剤を注入し装着するだけなので、その間は何か他のことをしておくこともできます。忙しくなかなか時間は取れないがホワイトニングをしたい、という方におすすめです。
ホームホワイトニングで使用されるのは過酸化尿素です。ご自身の歯型に合わせて歯科医院で作成したホワイトニング用トレーに過酸化尿素のゲルを流し装着します。
過酸化尿素はそこで分解し、尿素と過酸化水素になります。ここで発生する過酸化水素はオフィスホワイトニングにおけるそれよりも低濃度ですが、過酸化水素が歯を白くしていく仕組みは同じです。
過酸化尿素が分解して生じた過酸化水素がさらに分解されることで活性酸素が生じ、その活性酸素の酸化力で、変色の原因となっている有機質を分解し漂白していきます。
マウスピース型のトレーに薬剤を入れ装着するので、それ以外に必要なものもなく、自宅で好きなタイミングでホワイトニングをすることができます。
オフィスホワイトニングに比べて低濃度の薬剤を使用するため、歯周組織への刺激も少なく、より安全と言えます。
また、効果を得られるまで期間はかかりますが、その分、色調が後戻りしにくいとされています。
ホワイトニングの目的は歯を理想の白さに近づけることですが、その薬剤の酸化力は着色の原因となっている有機性物質を分解するだけでなく、周囲に存在する細菌にも効果があるとされています。これはホームホワイトニングに限ったことではありませんが、適切なホワイトニングは歯を守ることにもなると言えます。
ホームホワイトニングの薬剤はオフィスホワイトニングと比較して低濃度のため、効果が出るのも遅いとされてい
ます。
自宅で好きな時間にできますが、一回あたりの時間はオフィスホワイトニングより長くなります。これもまた濃度の問題です。
低濃度ではありますが、オフィスホワイトニング同様、知覚過敏などが見られます。
ホームホワイトニング自体は自宅で行うことができますが、ホワイトニング前のお口の中の検査、トレーを作るための型取り、装着など、歯科医院への通院は数回必要
です。
下北沢歯科では虫歯治療から美しい歯を実現する審美歯科(歯のセラミック)やホワイトニング、歯を失ってしまった方へのインプラントや入れ歯まで総合診療を提供いたしております。
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