歯は、なぜ?黄色くなるの?

年齢とともに歯が黄色くなる?
年齢と共に歯の色が黄色くなるのは、なぜですか?と患者さんから聞かれます。歯の構造は3層構造からなっており、1層目のエナメル質は、年齢と共にすり減っていきます。2層目の象牙質は、エナメル質に比べて黄色い色をしており、エナメル質がすり減ることにより、中の象牙質が見えやすくなるので、歯が黄色く見えます。
実際に、永久歯と乳歯を見比べてみればわかりますが乳歯は非常に白く、それに対して永久歯は黄色く見えます。子供の笑顔が美しいのは、歯が白いからでしょうか?親バカだからでしょうか?笑
歯の色は生活習慣で変わる?
歯への着色は、生活環境や食べる物や飲み物でも変わってきます。毎日コーヒーを飲まれる方は、そりゃ着色しやすいですし、タバコを吸えばヤニが歯につきます。日々の生活で口の中に何を運んでいくかで、歯への着色しやすが決まるわけです。
歯のホワイトニングとは?

歯のホワイトニングとは、歯の漂白(ブリーチ)です。
良く洗濯などで使用する漂白剤も同じ成分です。主成分は、過酸化水素(H2O2)になります。過酸化水素の漂白効果により、歯の内面から漂白をすることができます。
なぜ、中から漂白することが重要かと言えば、先にも書きましたが、2層目の象牙質の色が濃いですので、それを漂白することによって、歯が白く見えやすいわけです。
また、過酸化水素には、漂白効果の他にマスキング効果があります。マスキング効果とは、お風呂の曇りガラスを想像してください。曇り状になっているとガラスが白くなって見えますよね。歯のホワイトニングも同じようにマスキング効果で歯が曇って白く見えるような効果があります。
ホワイトニングの意味合い?

歯のホワイトニング≠歯のクリーニング?
日本におけるホワイトニングの意味合いと海外におけるホワイトニングの意味合いが異なります。そのために、多くの方が混乱しています。
日本では歯の汚れを落とすクリーニングも歯を漂白するブリーチングも歯の着色を分解する歯磨き粉もホワイトニングと呼んでいます。そのためセルフホワイトニングも、歯のブリーチングではないので漂白はできないですが、ホワイトニングの1つとして認知されています。
我々医療機関である歯科医院が、認知している歯のホワイトニング=歯のブリーチングを指しています。歯のブリーチングは、歯の内部の色素を分解する漂白効果とマスキング効果があり、歯を内部から白くすることができる唯一の方法になります。
ホワイトニングとクリーニングの違い
について
下北沢歯科 診療内容
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下北沢歯科では虫歯治療から美しい歯を実現する審美歯科(歯のセラミック)やホワイトニング、歯を失ってしまった方へのインプラントや入れ歯まで総合診療を提供いたしております。
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