「口内炎ってどうしたらもっと早く治せるの?」とお悩みではありませんか? お口は頻繁に動く場所であるため、口内炎があるとその度に痛みがでて、ストレスを感じる傾向にあります。できるだけ早く治したい方には、歯科医院での口内炎治療がおすすめです。
今回は、口内炎の治療方法と治療をせずに放置するリスクについて分かりやすくまとめました。口内炎を早く治したい方や、口内炎が長引いて困っている方は、ぜひご参照ください。
口内炎には治療が必要?

口内炎は、口腔環境を清潔に保っていれば、基本的に1〜2週間で自然に治癒します。しかし決して楽な痛みではないため、できるだけ早く治したいという方がほとんどではないでしょうか。
歯科医院では口内炎の治療も行っており、治療することで治療期間が早まる傾向にあります。食事や喋るのが辛い方には、歯科医院での治療がおすすめです。
口内炎の治療方法

歯科医院では、口内炎の治療として以下の方法を行っています。 口内炎の大きさや痛みの強さなどをみて、最適な方法をご提案いたします。ご希望があれば遠慮なくお伝えください。
①薬物療法
薬物療法では、鎮痛剤や口内炎に塗る軟膏を処方します。 軟膏は直接患部に塗る必要がありますが、そこまで痛みはないので過度な心配はいりません。外部からの刺激から患部を守る効果もあります。お口のなかをきれいにした後にご使用ください。
②レーザー治療
口内炎が広範囲にみられたり、痛みが強かったりする場合は、レーザー治療がおすすめです。患部を高温のレーザーで焼き、殺菌します。
当院ではレーザー治療は行っておりません。必要な場合には他院をご紹介いたします。
③細胞検査・血液検査
薬物療法とレーザー治療を行っても改善がみられない場合は、口腔がんや粘膜嚢胞など別の病気の可能性が考えられます。判断するためには細胞検査や血液検査が必要です。
口内炎を放置するリスク

口内炎があると、さまざまな面で不便に感じるものです。放置することで起こり得るトラブルを以下にまとめました。
①栄養不足になりやすい
できるだけ痛みをともなわない食材を選んで口に入れるようになるため、栄養が偏る傾向にあります。とくに成長期には注意が必要です。
②あごの成長に
いい影響を与えない
噛むという動作で下顎が動くと、口内炎の位置によっては歯があたって痛む場合があります。できるだけ噛まなくてもいい柔らかい食材を選ぶようになるため、あごの成長にいい影響を与えません。
③発熱の可能性がある
口内炎の数が多かったり、痛みが強い場合は、発熱が起こる可能性があります。 日常生活に支障をきたさないよう、状態が悪いと感じたときは早めに治療を受けるようにしてください。
④口腔がんの場合は
発見が遅れてしまう
口腔がんの初期症状は口内炎と似ています。 2週間以上たっても口内炎が治らない場合は、口腔がんの可能性があるため、細胞検査や血液検査を受けるようにしてください。
口腔がんについてまとめ

本来であれば1〜2週間で治る口内炎ですが、お口のなかの環境によっては長引いたり、痛みが強くでたりします。歯科医院での治療を受けて治癒を早める方が、ストレスを最小限に快適な生活を送れるでしょう。
とくに2週間以上たっても治らない、以前よりも悪化がみられる場合は、ただの口内炎ではない可能性があります。早めに検査を受けて適切な処置を受けてください。
当院では、痛みに配慮した口内炎治療を行っています。痛みに弱い方もぜひ一度ご相談ください。
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