ホワイトニングとセラミック比較

「歯を白く綺麗にしたい」と誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

白く綺麗な歯を手に入れるアプローチには「ホワイトニング」と「セラミック」という方法がありますが、どちらを選べば良いのか悩みますよね。どちらにもメリット・デメリットがあるため、どちらが良いとは断言できませんが、選び方のポイントは「目的」と「現在の歯の状態」です。

早速、それぞれの特徴を見ていきましょう。

ホワイトニングの特徴

ホワイトニングとセラミック比較

ホワイトニングとは、加齢や飲食物により黄ばんだ天然歯を漂白し、白く美しい歯に仕上げる治療法です。
ホワイトニング剤を歯に塗布し、黄ばみや黒ずんでいる色素を分解することで白い歯になります。

ホワイトニングは
大きく分けて2通り

ホワイトニングは大きく分けると、市販のホワイトニング剤をご自宅で使用する方法と、歯科医院に通ってホワイトニングの施術を受ける方法があります。

前者の場合は、費用が安くご自宅で手軽に取り組みやすいのがメリットです。ただ、効果を実感するまでがかなり長く、2ヶ月以上の期間を要する場合もあれば、全く効果が実感できない場合すらあるのです。

それに対して、歯科でホワイトニングの施術を受ける場合、費用は比較的高くなりますが市販の商品よりも効果を早く実感することができます。それは、市販の商品と比べて強力なホワイトニング剤を使用して漂白を行うからです。

コストの低さを理由に市販の商品を使用しても「なかなか効果が得られず数々の商品を試して期間を長く費やしただけだった」となることも考えられるので、歯科医院で施術を受けることをおすすめします。

セラミックの特徴

ホワイトニングの特徴

芸能人の方からも人気の高いセラミックについてご説明します。

セラミックとは、歯を削ってセラミック素材のつめ物やかぶせ物をするという治療法です。
一般的な相場は、1本あたり50,000~100,000円と費用が高めではありますが、経年による変色がほとんどなく、定期的なリタッチが不要というメリットがあります。

セラミックは持ちが良く、ケアの仕方によっては10~20年持つ方もいらっしゃるので、結果的にコスパが良い可能性があります。

セラミックの種類

セラミックの中にも種類がいくつかありますので、詳しくご紹介します。

ラミネートベニヤ

1つ目は、ラミネートベニヤです。歯の表側を薄く削り、歯の表面にセラミックを貼る方法です。歯を削る面積が少なく済むことや、金属を使用しないため歯肉の色素沈着が起こらないところがメリットです。

貼る手法なので、外れてしまったり割れてしまったりするといったデメリットもありますが、前歯を白く見せたい方にはおすすめの方法です。

メタルボンドクラウン

2つ目は、メタルボンドクラウンです。歯全体を削って金属にセラミックをコーティングして作ったかぶせ物をする方法です。内側が金属のため、強度があり割れにくいのが特徴ですが、歯肉が黒ずむ可能性があります。

白く綺麗な歯で、尚且つ耐久性を求める方にはおすすめの方法です。

オールセラミック

3つ目は、オールセラミックです。歯全体を削ってセラミックのみで作ったかぶせ物をする方法です。強い衝撃を与えると割れる恐れがありますが、金属を一切使用しないため透明感が出るのが特徴です。

透明感が高く審美性を求める方にはおすすめの方法です。

選ぶときに気を付けるべきこと

ホワイトニングの注意点

ホワイトニングは人工物(つめ物やかぶせ物など)に対しては効果がないので、注意が必要です。
また、徐々に色が戻ってくるため定期的にリタッチをする必要があり、結果的にコストが高くついてしまうこともあるかもしれません。

さらに気を付けていただきたいのは、海外輸入のホワイトニング商品です。
日本で販売されている商品は、厳格に定められた基準を満たしたものばかりなので、強力なホワイトニング剤がないというのが現状ですが、海外製の商品の中には日本国内の基準を超えた量の薬剤が入っているものがあります。

ホワイトニングの注意点

強い薬剤が入っていると聞くと試してみたくなるかもしれませんが、そもそも日本が厳格な基準を設けているのは、消費者の安全性を重視しているためです。
個人で海外輸入品を使用することでかえって歯に異常をきたし、歯を傷つけてしまうことになりかねないので、不用意に使うのはおすすめしません。

市販の商品を使う場合は、安全面から考えると日本国内で販売されているものを使用した方が良いでしょう。その効果に満足ができないのであれば、歯科医院での施術をおすすめします。

セラミックの注意点

続いてセラミックについてですが、セラミックは健康な歯であっても少なからず削る必要があります。

天然歯を一度削ってしまえば元に戻ることはありません。慎重に検討し、納得の上で選択する必要があります。
また、前述のとおりセラミックといっても様々な種類があります。歯を削る面積の違いや、歯肉が黒ずんでしまうものもありますので、種類選びは重要です。

さらに、転倒してセラミックのかぶせ物が取れてしまったなど、人工物ならではのアクシデントも考えられます。
アフターフォローの観点からも、歯科医院の選択は大切です。

セラミックの注意点

まとめ

まとめ

今回はホワイトニングとセラミックについてご説明しました。
それぞれの治療法の特徴を正しく理解し、ご自身の歯の状態や費用面、どれだけ持つのかなどを含めて総合的にご判断ください。

安全面を考慮し、費用面も納得の上で歯を白く綺麗にしたいとお考えの方は、是非当院へご相談ください。

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