歯のクリーニングで歯石・
バイオフィルム除去!

バイオフィルムとは

微生物の集合体のことをいいます。お口の中では、歯垢(プラーク)がバイオフィルムと呼ばれています。細菌が集まり増殖した膜状のもので、細菌が外部の刺激から身を守るために作ります。

お口の中以外で例えるなら、お風呂場の床や洗面台の排水溝がヌルヌルし汚れができているのがバイオフィルム
です。

バイオフィルムの特徴は?

細菌が集まり歯にこびりついているので除去が必要ですが、歯磨きで除去する必要があります。膜がバリアとなるため、免疫系や薬剤の作用がしにくくなります。

またバイオフィルム内で作られた毒素が歯周病を誘発すると言われています。虫歯菌や歯周病菌は、単独ではそこまで悪さをすることができませんが、集合することで力を発揮します。

歯石とは

歯垢(プラーク)が、放置されている状態が続くと歯石になります。放置している時間が長くなると歯石が固くなります。歯ぐきの中に固くなった歯石が付いているときは、必要に応じて麻酔をしながら除去する必要があります。

歯石の特徴は?

歯垢が唾液中のカルシウム成分と混ざり石灰化し、歯の表面に付着したもので、歯石の表面はザラザラしています。そのため、歯石の上に新たに細菌が付いて繁殖しやすくなります。

これを放置すると徐々に歯石の厚さが増します。放置すると歯石の表面に細菌が付着し歯ぐきが腫れたり、出血したり虫歯や歯周病の原因となります。

バイオフィルムや歯石はどれぐらいで
付くの?

バイオフィルムは、歯磨きした8時間後ぐらいから歯の表面に細菌が付着して仲間を増やしていきます。そこから48時間後に菌が急成長し、72時間後には完全なバイオフィルムになります。

歯石は、プラーク(歯垢)を48時間(2日)から2週間放置すると歯石になります。

どうやって除去できるの?

どちらもお口の中の汚れなのは、一緒なのでうがいでは落とすことができません。

バイオフィルムは歯磨きなどの物理的に破壊することで落とすことができます。歯磨きが苦手な部分などは、定期的に歯科医院でプロによるケアをおすすめします。

歯石は歯磨きで取り除くのは不可能です。ご自身で取ろうとすると歯や歯ぐきを傷つける恐れがあります。歯科医院で機械による専門的なクリーニングが必要になります。

まとめ

短期間で歯垢が歯石に変わっていくなどお口の汚れは時間との戦いであることがお分かりいただけたのではないでしょうか。セルフケアで毎日汚れを取り除いていただくことにより歯周病やむし歯のリスクを大幅に減らすことができます。

歯のヌメリが強い、歯石が付いてきたなど気になることがあれば歯科医院にご相談することをおすすめします。

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