歯のクリーニング

歯のクリーニングについて

健康を維持するための歯のクリーニング

お口の中に起こる様々な疾病には原因があります。
その原因を除去し、お口の中で虫歯や歯周病が発症しにくい状態にしておくことが重要で、それが予防歯科の目的であり、その手段の一つがクリーニングです。

下北沢歯科では、患者様のお口の中を清潔にし、虫歯や歯周病が発症しにくい状態にするだけでなく、患者様一人一人が持つリスクを評価していきます。

お口の中を定期的に清潔にすることも非常に重要ですが、それと並行して日々のセルフケアを効果的に行うことも重要です。

磨きにくい細かな部位の清掃を行い、歯の表面をツルツルにすることで汚れをつきにくくする、それと同時に、なぜそこに汚れがつくのかということも患者様とともに見つめながらより長期的に維持できる口腔内を目指していきます。

歯の黄ばみの原因

歯が黄ばむ原因とは

加齢によって歯が黄ばんできた、と感じる方、気になる方もいらっしゃるかと思います。具体的に、歯が黄ばむ原因とは何なのでしょうか。

  1. 飲食物、嗜好品による着色
  2. 白いシャツにカレーやミートソースを付けてしまうとなかなか汚れの除去が難しいものです。着色しやすい食べ物が口の中にはたくさん入ってきます。

    それ以外にもコーヒーやタバコなどのステインやヤニも着色しやすいものとして有名です。それらが何年、何十年と積み重なっていくと当然、歯に着色していきます。クリーニングやホワイトニングで元に戻っているように感じていても、実は歯質に色が入ってきており少しずつ黄ばんできている、ということがあります。

  3. エナメル質の摩耗
  4. 歯は大きく分けると、表層のエナメル質、内側の象牙質の二層構造です。エナメル質は白っぽい半透明、象牙質は黄色っぽい色をしています。

    象牙質の色の濃さは個人差がありますが、経年的に黄色っぽくなっていきます。それに対しエナメル質は咬合による摩耗や日々のブラッシングで削れていくため薄くなってしまいます。 つまり、内側の黄色は濃くなり、外側の半透明はどんどん薄くなるため、黄色がより透けて目立つようになリます。

1本だけ変色している歯は?

加齢とともに全体的に歯が黄ばんできた、というわけではなく、ある1本だけ黄色くなってきた、あるいは黒ずんできたという方もいらっしゃるかもしれません。

これは神経が死んでいる(失活している)ために生じる変化であることが多いです。前歯をぶつけた、虫歯になったなど様々な理由で、自分では「神経が死んでいる」と認識していなくとも神経が死んでしまっていることがあります。以前に神経の治療を受けた歯も同様ですが、歯の神経を治療するとその歯に対する血流も途絶えてしまいます。それにより象牙質が変性し、歯が変色する、とされています。

このような場合、もし神経の治療を受けていないのであれば、まず神経の治療が必要です。神経が死んだ歯は特に症状がないかもしれませんが、死んだ神経をそのまま放置放置しておくことで無症状に感染が広がり急激な痛みに襲われる、という可能性もあります。周囲の骨が大きく吸収してしまうと抜歯も考えなければならないケースもあります。

変色が気にならないからいいや、ではなく、神経が死んでしまっていて治療が必要かもしれない、というサインだと認識しましょう。

歯科医院で相談の上、かぶせ物で審美的な回復を図ったり、ホワイトニング(ウォーキングブリーチ法)でまずは大きく歯を削らずに色調の改善を図ったり、あるいは見た目はこのままでいいから触れない、など色々な選択肢から考えてみることをお勧めします。

歯の黄ばみを治す方法

歯科医院でのクリーニング
歯の表面についた着色であれば、歯科医院でのPMTCなどクリーニングや表面の研磨で除去できることも多いです。
自宅でのブラッシングでもある程度除去可能かもしれませんが、過度なブラッシング圧で歯肉が傷つくリスクもありますし、歯科医院で効率的に着色除去を行うことをお勧めします。
ホワイトニング
歯の表面的な汚れではなく、エナメル質内の着色、変色に対してはクリーニングでは改善が見込めないためホワイトニングが必要です。ホワイトニングは歯の内部(エナメル質表面やエナメル質中)の色素の原因となる有機成分を分解し、無色あるいはより目立たない色調に変えるものです。

そのため表面的ではない着色、変色の改善も可能です。ただし、変色の原因や歯の性質により、ホワイトニングで白くなりやすい方もいればそうでない方もいます。またホワイトニングを行なっている間は、歯質の着色も除去されていきますが、着色もしやすい傾向にあります。カレーやケチャップ、赤ワインなど、白いシャツについてしまった時に取れにくい飲食物は白い歯にも着色しやすいので要注意です。

着色ではない変色歯

ご自身の歯の色が気になる方、全ての歯をクリーニングやホワイトニングで白く綺麗にできるわけではありません。

先天性の変色歯ではクリーニングやホワイトニングで白くすることができません。これは全身的な要因で歯の色が白ではなかったり、エナメル質や象牙質など歯の組織の何かが足りなかったり、存在していない、というものです。つまり、それらのほとんどがエナメル質内の着色以外に原因があるため、ホワイトニングなどの効果がないということです。抗菌薬による変色歯も同様です。

ただし、機能的に問題があるわけではありません。虫歯や歯周病がなければそのままでも全く問題ありません。もし審美的な改善を図る場合は、クラウン(かぶせ物)やラミネートベニアでの治療が適用されます。

着色、変色に関わらず歯の色など気になることがあれば一度歯科医院で相談してみることをお勧めします。

PMTCとは

専用の器具を用いた歯のクリーニング

PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaning の略で、歯科医院で専用の器具を用いて行うクリーニングのことです。

歯の表面に付着したプラークやバイオフィルムを除去し歯の表面をツルツルにすることで、それらがつきにくい状態にし、口腔内を清潔に保ちます。

下北沢歯科では、まずお口の中のチェックを行い、プラークなどの付着している部位、その状態を確認し、患者様と共有します。歯石の付着が見られれば、歯石の除去も行います。

その後、専用の研磨剤や清掃器具を歯の状態や部位に合わせ使い分けます。普段のセルフケアではなかなか清掃できない部位の汚れもしっかりと除去し、かつ歯の表面をツルツルにすることで汚れがつきにくい状態にしていきます

また、歯の再石灰化促進や歯質強化、虫歯の原因となる細菌の酸産生の抑制などにより虫歯の発生を予防するためにフッ素塗布を行います。

なぜ歯のクリーニングが必要なのか

お口の中の問題を予防する

お口の中に生じる問題は、大きく虫歯と歯周病の2つです。
そしてその2つの原因となるのは常に細菌です。お口の中には様々な細菌が存在し、それらが塊となりプラークとして歯の表面に付着します。

プラーク中の細菌は代謝を行うことで酸を産生し、その酸により歯が溶けたものが虫歯です。また、プラークに唾液中のカルシウムやリン酸が沈着して石のようになったものが歯石であり、歯石が沈着したその周囲でさらに細菌が増殖することで歯周病が進行していきます。

プラークを付着させないことがベストですが、歯並びや歯ブラシの届く範囲などにより、完全に防ぐことは困難です。そのため歯科医院で定期的にスケーリングなどクリーニングを行い、プラーク、歯石を除去する必要があります。

バイオフィルムとは?

細菌の集合体

お口の中には様々な細菌が存在しており、歯の表面や歯肉にも存在しています。
それらの細菌が粘性の多糖体を産生し膜状に形成された集合体がバイオフィルムです。
排水口にできるヌメヌメとした膜と同じ仕組みでお口の中にも形成されます。

バイオフィルムは細菌が膜状に増殖しており薬剤や免疫系が作用しにくく、また除去も困難であるため、う蝕、歯周病などの疾患を誘発する要因となります。

歯磨き粉やうがい薬などの成分の効果を発揮させるためには、このバイオフィルムを破壊し除去する必要があり、日々のセルフケアだけでなく、歯科医院での専門的なクリーニングも重要になります。

歯のクリーニングの料金と種類

保険診療

保険診療で歯のクリーニングを行う場合、保険診療で定められた検査などからの流れに則って進めていきます。

                
初診時検査 約3000円
歯石除去 約770円〜1200円
(歯の本数や負担割合による)

自費診療

自費診療での歯のクリーニングは、より患者様一人一人に合わせた内容を行います。
タバコやコーヒーの着色が気になる、前歯の着色を落としたい、など患者様の希望も伺いながら進めていきます。

                
PMTC、ヤニ取り 5,000
円+税
細かな部位の汚れにの除去と、患者様ごとに必要な研磨剤を選択し表を磨きます。
ヤニなどの着色の除去も行います。
歯石除去 5,000
円+税
歯肉の上に付着した歯石を中心に除去し、細菌が増殖しにくい環境にします。
歯肉の下に付着した歯石がある場合、必要に応じて麻酔をして除去します
定期検診・クリーニング 8,000円
+税
お口の中の変化、現状を把握するための検査を行った上で、お口全体のクリーニング、歯石や着色の除去を行います。

クリーニングの流れ

口腔内検査
歯石やプラークの付着状況、歯肉の状態をチェック、評価し、何が原因なのか、どの部位を何でどう清掃するべきなのかアドバイスいたします。
歯石除去
プラークが付着した原因を解消できなければ、歯科医院でのクリーニング後にまたお口の中の状態は悪化してしまいます。
常に原因を見つめてその先を目指すことが重要です。

その上でプラークの除去や、手用スケーラーや超音波スケーラーを使用して歯石を除去します。

歯石が沈着している歯では、根の一部も歯石で覆われているため、歯石を除去すると一時的に歯根が露出した状態になることがあります。
そのためスケーリングで歯石を除去した後、知覚過敏のような症状が生じることがあります。

           

クリーニングの症例

              

CASE 1

治療前

治療後

                         
年齢・性別 29歳・男性
主訴・治療部位 矯正相談
検診、クリーニング
治療内容 初診当日、下顎前歯
スケーリング
治療費 保険診療
治療期間 30分
リスク・副作用 歯石除去後、凍みることがある。
定期的に歯石除去必要
              

CASE 2

治療前

治療後

                         
年齢・性別 23歳・男性
主訴・治療部位 歯石除去、
クリーニング希望
治療内容 全顎スケーリング
治療費 保険診療
治療期間 当日
リスク・副作用 歯石除去後、凍みることがある

予防歯科とは

お口の中に起こる様々な疾病には原因があります。その原因を除去し、お口の中で虫歯や歯周病が発症しにくい、あるいは進行しにくい状態にしておくことが重要で、それが予防歯科の目的です。

歯科医院での専門的なクリーニングと、日々の適切なセルフケアでお口の中を清潔にし、虫歯や歯周病が発症・進行しにくい状態にするだけでなく、患者様一人一人が持つリスクを評価することも必要です。歯並びやお口の中にある被せ物や詰め物、お口に中に対する意識、歯ブラシの方法、全身的な疾患や食生活など、様々なところにリスクは潜んでいます。

それを適切に評価し、患者様に理解していただいた上で、お口の中の健康を高めていくことが予防歯科において重要です。最終的に、患者様自身が自身のお口の中への意識を高めることで、継続的なケアにつなげることが目標です。

下北沢歯科 診療内容

患者様のお悩みを解決する総合診療の下北沢歯科

下北沢歯科では虫歯治療から美しい歯を実現する審美歯科(歯のセラミック)やホワイトニング、歯を失ってしまった方へのインプラントや入れ歯まで総合診療を提供いたしております。

急な痛みや取れた外れたなどお口の中で何かお困りのことございましたらお気軽にご相談下さい。

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