セラミック治療の流れ

セラミックインレー

治療の流れ

セラミックインレー治療の症例で説明いたします。本ケースは写真赤丸(左上6番)のメタルインレーを除去し、セラミックインレーを装着した症例です。セラミックインレー(税込55,000円)を装着しています。当院のセラミックインレーには基本的に2年間保証が付いております

口腔内検査
口腔内検査を実施します。
麻酔
治療中痛みを感じることがないよう、十分に麻酔を効かせていきます。また麻酔時の痛みを軽減できるよう、電動麻酔機を使用しております。
インレーの除去
まずはメタルを削りインレーを除去します。
う蝕の染め出し
メタルを除去したのち、う蝕検知液を使用して虫歯を染め出します。長期にわたってメタルインレーが装着されている場合、症状などが無くても内部が虫歯になっているケースが多いです。
写真でも内部が黒くなっています。メタルインレーは歯と化学的な結合ができないため、経年的にセメントが劣化したりすることで、その隙間に細菌が侵入し虫歯になりやすくなります。
セラミックは歯と化学的な結合をするだけでなく、メタルと比較して歯への適合度に優れるため、長期的に虫歯になりにくいとされています。
う蝕の除去、形態修正
染め出したう蝕を除去していきます。
また、インレーがより適合し長期的に機能するよう綺麗な形態に整えていきます。
色調の確認、撮影
セラミックインレーがより歯と馴染んだ色調となるよう、シェードガイドという色の見本と並べて写真を撮影します。歯科技工士さんはこの写真を参考にセラミックの色調を調整していきます。
型取り、噛み合わせ
型取りと噛み合わせを採得します。
 
仮封
次回、セラミックができてくるまでの間、しみたり痛みが出にくいよう、仮の蓋をします。硬化するまで少し苦い味がします。歯と接着する材料ではないため、ガムなど外れる原因となる食べ物は控えていただくことが望ましいです。
また、虫歯の治療後一時的に歯がしみたり、傷んだりすることがあります。これは歯を削った刺激が神経に伝わったり、削った部分で象牙質が露出しているためです。
多くの場合、インレーの装着により少しずつ改善していきますが、虫歯の大きさや神経の位置関係により、一概に断定することができません。症状が気になる場合は再度検査などさせていただく場合があります。
セラミックインレー完成
約1週間ほどで歯科技工士さんによってインレーが完成します。
麻酔、清掃
インレー装着の際も刺激によって歯がしみないよう、まずは麻酔をしていきます。
麻酔、清掃
その後、仮の蓋を外し、十分な接着が得られるように清掃を行います。
インレーと歯の前処理
まずインレーが歯と適合していることを確認します。少し調整が必要な場合は装着前に調整を行います。その後、インレーと歯の消毒、洗浄、プライマーでの前処理を行います。
このプライマーでの前処理を行うことで歯とセラミックが化学的に結合し、より長期にわたって機能することが期待できます。
装着
セラミックをセメントで装着します。
光を当てることで硬化し強固に接着する材料を使用しております。
噛み合わせの確認、調整
噛み合わせに問題がないか、色をつけて確認し調整を行います。
 
研磨
余剰なセメントを除去し、表面を研磨し終了です。術前と比較し審美的にも改善しております。笑った時などに少し見える銀歯が気になる方などにも治療をお勧めします。
また機能的にも、天然の歯と硬さが近似しており傷つけあう可能性が低いこと、強固な接着力、細菌など汚れが付着しにくいため虫歯になりにくい、など価値は十分にあると考えております。

下北沢歯科 診療内容

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