プロテインと虫歯

甘みが強いプロテインを飲むとき、「飲みすぎたら虫歯になるかも?」と心配になったことはありませんか?
体づくりに効果的なプロテインですが、なかには虫歯ができてしまう方もいらっしゃいます。
しかし、プロテインを摂取するすべての方が虫歯になるとは限りません
その違いは何なのか、どのように飲めば虫歯のリスクがなくなるのかを詳しくご説明いたします。

プロテインを飲むと虫歯の発生率は
高くなる!?

結論からお伝えしますと、虫歯になるか否かは飲み方によって変わります
プロテインは人によって飲み方が異なるため、プロテインの摂取=虫歯になると一概には言えません。
正しく飲むことで虫歯のリスクを回避することができます。

プロテイン=
虫歯の原因ではない

プロテイン自体はタンパク質であるため、虫歯の原因とはなりません。
虫歯が発生する原因は、食べ物や飲み物に含まれる糖分です
虫歯菌が糖分を分解することで酸が作られ、歯を徐々に溶かし、虫歯になります。
糖分を含まないプロテインならば、いくら摂取しても虫歯の原因にはなりません。

虫歯とプラークコントロール

水で飲めば
虫歯になることはない?

プロテインを摂取して虫歯の発生率が上がった方がいらっしゃるとしたら、その原因はプロテインではなく、プロテインを溶かす液体に糖が含まれている可能性が考えられます
例えば、ジュースやスポーツドリンクなどです。
スポーツをされる方などに人気の飲料ですが、どちらも大量の糖が含まれており、スポーツドリンクの場合だと500mℓのペットボトルに角砂糖約30個分もの糖が入っています。
お口の中の環境が虫歯ができやすい酸性に一気に傾くため、できるだけ影響のない水で溶かして飲むことをおすすめします。

プロテインに人工甘味料が
よく使用されている理由

虫歯の原因となる糖が含まれていないプロテインですが、実際に飲んでみると甘みを感じることがあります。
その正体は「人工甘味料」です。
キシリトールやアスパルテーム、オリゴ糖など、天然ではなく人工的に作られた甘味料を指します。

砂糖はプロテインが固まる原因に

天然の甘味料である砂糖をプロテインに使用すると、カロリーが大幅に高くなるだけでなく、湿気により固まりやすくなるため良質な状態を保つことが難しくなります。
こうした理由から、プロテインでは砂糖は使用されていないものが多いのです。
一方、人工甘味料は虫歯になりにくい甘味料であるため、安心して摂取することができます。

虫歯の原因

虫歯を防ぐにはメリハリのある
栄養補給を心掛ける

虫歯を防ぐにはプロテインを水で溶かして飲むのが1番ですが、なかには味のついたもので溶かさないと飲みにくいという方もいらっしゃいます。
トレーニングの効果を上げるためには糖質の摂取が欠かせないのも事実であり、糖の摂取を完全になくすのは難しいといえます。そこでおすすめなのが「メリハリをつけて摂取すること」です。

サッと飲んで口をゆすぐ

ジュースやスポーツドリンク、またはそれらで溶かしたプロテインを飲むときは、だらだら時間をかけて飲み続けるのではなく、サッと飲んですぐにお口をゆすぎましょう
お口の中をリセットすることで、虫歯になりやすい酸性に傾きにくくなります。

糖質はバナナやおにぎりで摂取する

糖質の摂取が欠かせないからといって、チョコレートやキャラメルなどの砂糖を多く含んだ食品ばかりを食べていると、お口の中は常に酸性状態です。 虫歯の予防だけでなく健康のためにも、バナナやおにぎりなど、できるだけ砂糖を含まないものを選んで食べましょう。

まとめ

プロテイン自体はタンパク質であるため、水で溶かして飲むぶんには虫歯のリスクはありません。
糖を多く含むジュースやスポーツドリンクで溶かして飲む場合は、虫歯のリスクがあるため、サッと飲んですぐに口をゆすぐことをおすすめします。
糖質の摂取の仕方を工夫して、虫歯のない健康なお口を保ちつつ楽しいスポーツライフをお送りください。

下北沢歯科 診療内容

患者様のお悩みを解決する総合診療の下北沢歯科

下北沢歯科では虫歯治療から美しい歯を実現する審美歯科(歯のセラミック)やホワイトニング、歯を失ってしまった方へのインプラントや入れ歯まで総合診療を提供いたしております。

急な痛みや取れた外れたなどお口の中で何かお困りのことございましたらお気軽にご相談下さい。

24時間WEB予約受付中!

当日のご予約はでお願いします。

下北沢の痛くない歯医者|下北沢歯科