虫歯対策にシーラント

シーラントについて

キシリトールガム

「子供が歯を磨いているのに虫歯になる」
「自分に虫歯が多かったから、子供は虫歯が無い状態にしたい」
「子供へできる虫歯予防法が知りたい」

あなたは今こんなことを考えていませんか?

実は、歯は生えてきてから1年が1番虫歯になりやすいといわれています。虫歯予防には、正しい知識と予防法を知ることが大切です。

今回は「シーラント」という虫歯予防法をご紹介します。

シーラントとは歯を削らず、歯の溝にプラスチックの材料を詰めて虫歯を予防する方法です。
なぜ「シーラント」が、虫歯予防に効果的なのでしょうか?

生えたての歯が虫歯になりやすい
理由

① 歯ブラシが当てにくいから

歯は元々歯茎の中に埋まっていて、歯茎を押し出して生えてきます。歯は少しずつ出てくるので他の歯よりも背が低く、歯ブラシが当てにくいので虫歯になりやすいのです。

② 歯の溝が深いから

奥歯には元々深い溝が存在します。特に生えたての歯は溝が深く、汚れが溜まるので虫歯になりやすいです。成人の歯に溝が少ないのは、咀嚼運動で歯がすり減ってしまったからです。

シーラントの効果

シーラントにはフッ素が入っているものがあります。フッ素が入ったシーラントは施術後、徐々にフッ素が放出されます。そのため長い期間(5年前後)、虫歯予防効果を持続できると言われています。
厚生労働省のホームページに、シーラントをした歯の66%が虫歯にならなかったという調査結果があります。

シーラントはどの歯でもできるの?

シーラントは奥歯のかみ合わせの溝にフッ素が配合された樹脂を流し込み、溝を埋めかみ合わせの溝を浅くする虫歯予防の処置です。

前歯は歯に溝がないため、前歯におこなうことはほとんどありません。
奥歯におこなうことが多いです。

シーラントに適した時期

シーラントを行うのは「歯が生えた時」です。
6歳になると6歳臼歯という大人の奥歯が生えてきます。この6歳臼歯は一生使う大切な歯なので、シーラントで虫歯予防をおこなう歯科医院が多いと思います。

シーラントの治療は、歯が生えたてのタイミングで歯をしっかりと清掃し、乾燥させてシーラントをおこなう事が理想的です。そのため歯医者で診療台にしっかり座れ、歯を磨く機械や唾液を吸う機械が問題なくお口の中で使用できることがポイントとなってきます。

6歳臼歯が生えてくると、他の歯も少しずつ生え変わりが進みます。歯が生え変わって大人の歯になったら、シーラントをおこなうようにしましょう。

シーラントの注意点

シーラントをおこなったからといって、「絶対虫歯にならない」というわけではありません。
シーラントはあくまでも予防の一環です。一番大切なのは、日々の食事と歯磨きです。

また、シーラントは永久的ではありません。シーラントは歯の溝にプラスチックを入れますが、食事の際や何かの拍子に取れてしまうことがあります。
自分では気づかないうちに外れていることもあります。シーラントが外れると、歯は溝がある状態や隙間ができている状態になってしまいます。

この場合は再度シーラントを入れ直すなどの治療が必要なことがあります。早めにご連絡していただくか、定期検診の日が近い場合はその際にお伝えください。

まとめ

今回は虫歯予防の1つである、シーラントをご紹介しました。

シーラントは、生えての歯におこなう治療法で、フッ素が入っているものがあります。しかしシーラントは予防の一環なので、虫歯にならないようにするためには日々のブラッシングや歯科医院での定期検診が大切になります。

シーラントでの予防方法が気になった方は、一度歯科医院を受診してみてはいかがでしょうか?

当院では大人から子供まで1人1人に合わせた虫歯予防法や歯磨き方法をご提案しています。

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