唾液で虫歯を予防しよう!
虫歯にならないために
普段の生活でできること

虫歯の予防について

一度虫歯になってしまった歯は、もう元通りにはなりません。もちろん治療をして治すことはできます。しかし、削ってしまった自分の歯が元のように復活することはないのです。

8020運動」という言葉がありますが、80歳になるまで自分の歯を20本残しておくためには虫歯にならないことも重要です。虫歯にならないために、普段の生活からできることを見直してみましょう。

虫歯になりたくない!なぜ虫歯になるのか知っていますか?

虫歯は、ミュータンス菌がつくる酸で歯が溶かされることによってできます。ミュータンス菌とは、虫歯の原因となる細菌です。ミュータンス菌は食べかすから糖分を摂取して歯垢をつくり、その中で酸を発生させています。発生した酸はしだいに歯を表面から溶かし、進行してしまうと虫歯になります。

つまりミュータンス菌がいても口の中に糖分がなければ酸の発生を抑えられ、酸が出なければ歯は溶けないということです。とはいえ完全に糖分がない状態を維持するのは難しいのですが、努力することで虫歯になりにくくすることはできます。

虫歯の原因

虫歯になりやすい人がいる?
虫歯になりやすい人の特徴

きちんと歯磨きができていない

間違った歯磨きの仕方や歯磨きをする頻度が少ないと、汚れは取れにくいです。また、歯並びが悪い場合も汚れを取るのは大変ですよね。

歯磨きで取り切れないということは汚れが残ったままです。しだいに歯垢が作られ、そのぶん虫歯になりやすくなります。

口呼吸をしている

気付かない間に口呼吸になっていませんか?口呼吸をしていると口の中が乾き、唾液の分泌も減ります。しかし、その唾液には重要な役割があるのです。唾液は酸によって溶け始めた歯を修復する働きがあります。唾液に含まれるリンやカルシウムは、歯の表面のエナメル質を治して虫歯を食い止めてくれます。

こうして初期の虫歯なら唾液の力で治すことができるのです。しかし唾液の量が減ると、その働きができなくなってしまいます。

食べる時間が決まっていない

朝昼晩の食事の時間のほかに、間食をとることがありますよね。だらだらと食べ続けたり食事と食事の間隔が狭かったりすると、汚れがたまり菌は増えやすくなります。

また、唾液による予防効果も満足に得られません。つまり、口の中がつねに虫歯ができやすい状態となっているわけです。

だらだら食べは、
なぜNG?

甘いものをよく食べる

ミュータンス菌は甘いものが大好きです。ミュータンス菌は糖分を吸収して歯垢をつくります。甘いものを食べるのと食べないのとでは、歯につく糖分の量が違います。

当然、食べる方が糖分は付きやすいです。歯磨きをしても取り切れなかった糖分は、ミュータンス菌が好んで吸収して歯垢をつくり出してしまいます。

虫歯予防をしよう!
虫歯にならないためにできること

正しく歯磨きをする

歯磨きは食後の食べかすを取り除くために必要です。食後は食べかすがたくさん付いています。歯磨きをきちんとすることで、汚れをできる限り取り除くことが大切です。
特に歯と歯の隙間や歯と歯ぐきの境目は汚れが付きやすく、取りづらいところでもあります。正しい磨き方で歯を磨くことはもちろん重要ですが、歯ブラシで磨くだけで全てをキレイにするのは難しいですよね。そのために歯間ブラシフロスを使うことは有効です。

どちらも歯ブラシでは届かない歯と歯の間の汚れをとる道具です。歯間ブラシは隙間のあいているところ、フロスは歯と歯がくっついているところに使いましょう。

歯間ブラシの使い方

歯間ブラシの使い方動画

口の中に食べ物のない状態を
つくる

食事や間食の間の時間をあけて、口の中に食べかすや汚れのない時間をつくるということが大事です。だらだらと食べ続けたり間食ばかりしていると、つねに口の中に食べ物が入っていることになります。

それでは唾液によって食べかすを流したり初期の虫歯を修復したりする時間がありません。食べない時間をつくることは、虫歯になるリスクを減らすことにつながります。

定期検診へ行く

痛いところがなくても、定期的にお口の状態をチェックしてもらいましょう。治療が終わったら、痛みや困っているところはなくなります。
しかし、その後は自分でケアしていかなければなりません。100%磨き残しのない歯磨きをするのは難しいですよね。歯の隅々まで自分の目で確認することもできません。

定期検診でチェックすることで、虫歯の早期発見につなげることができます。また、クリーニングすることで虫歯の原因にもなる汚れを取り除いてもらうことも大切です。定期検診に行って、虫歯になるリスクを減らしましょう。

虫歯の予防 虫歯の原因菌と予防 予防歯科

もう痛いのは嫌!虫歯にならないための習慣を身につけよう

虫歯にならないためには、汚れをためないことや唾液の分泌が重要です。まずはお口の中を清潔な状態に保つためにきちんと歯磨きをしましょう。
唾液の分泌をよくするために鼻呼吸を心掛けること、よく噛んで唾液の分泌を促すことも大切です。

また、定期検診で健康な歯の状態を保つことも虫歯になるリスクを減らすことにつながります。

大人も子どもも虫歯になる可能性は誰にでもあります。しかし、虫歯にならないためにできることもあります。いつまでも自分の歯でおいしく食事ができるように、虫歯にならないための習慣を身につけましょう。

下北沢歯科 診療内容

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