Column親知らず抜歯の治療の流れについて

こんにちは!下北沢歯科です。

今回は、スタッフの親知らずを抜歯した行程をお話します。

まず、右上、右下、左上の3本ありました。
親知らずの生え方は様々ですが、全部完全に歯肉に埋まっている”完全埋伏”の親知らずでした。

親知らずの生え方について

歯医者さん怖いし、痛いの苦手だし、早めに抜歯しなきゃと分かってはいても中々踏み出せずにいたというスタッフ。歯科で働いていても患者様と同じ気持ちなので、皆さんの”歯医者嫌だ!”という気持ちをよく分かっていますね。
ですが、勇気を振り絞って抜歯したいとのことでしたので、今回抜歯することとなりました。

※親知らず抜歯中の写真があります。
血が苦手な方はご注意下さい。

親知らずを抜歯する前に、
全体的なレントゲン写真を撮影しました。

CTで見た時の様子

見ての通り、3本とも完全に埋まっています。
3本一気に抜くことも可能ですが、とりあえず右側だけでお願いしますとのことで
右側の上下の親知らずの抜歯を行いました。
根っこの状態や親知らずの生え方を鮮明に見るために、立体的なレントゲン写真”CT撮影”を行いました。
CTだとこんな感じに写ります。右下の親知らずは神経にとても近く難しい抜歯です。

治療前

治療前の頬っぺた

今回使用する器具

治療中

準備が整ったら麻酔をしました。

麻酔が効いたらまず、右下から始めました。
歯肉に埋まっているので、歯肉を切開しました。

麻酔をしっかり効かせた上で行っています。
患者さまは自分から言いにくいと思いますので、こまめに痛くないかの確認をしながら
進めていきました。
痛みのある時は左手を挙げて教えて
いただきます。
約20分程で右下の親知らずは抜けました。

右下の親知らずが抜けたら歯肉を糸で縫って
処置終了です。

続いて右上です。
右上の親知らずも同じように麻酔が効いたら歯肉を切開します。

右上は歯を削らずに5分程度で抜けました。

右上の親知らず

右上も右下と同様、歯肉を糸で縫って
処置終了です。

抜歯したところは、最後に消毒をしました。

治療後

抜歯した親知らず

抜歯した親知らず

歯も削らずに綺麗なまま抜くことができました!
スタッフもあれだけ怖がっていたのに1時間足らずで抜歯が終わりホッとしていました。
抜歯直後の頬っぺたの状態です。抜歯した直後は腫れはあまりでません。
麻酔が覚めてくると痛みが出てきます。

抜歯直後の頬っぺた

親知らずを抜くと2、3日後をピークに痛みや腫れの症状が出てきます。当院のスタッフは、当日は何ともなかったのすが、2日目から右側の頬っぺたが腫れてきていました。

痛みは、痛み止めを飲めば凌げる程度の痛みが出ていました。

抜歯翌日の頬っぺた

3日目は2日目に比べると腫れが引いてきた感じがします。

抜歯3日後の頬っぺた

抜歯後は少し腫れる事がありますが、個人差があります。ピークを過ぎると徐々に引いてきますのでご安心ください。
当院のスタッフは4日目くらいに徐々に腫れが引いてきました。それよりも、ずっと気になっていた親知らずが抜けてスッキリとした様子でした。

抜歯した当日は激しい運動や飲酒は控えていただきます。
お風呂もシャワー程度で湯船へ浸かることはお控えいただきます。

7日~10日後に抜糸(糸取り)を行います。抜糸はチクチクするような感覚がありますが
15分もしないうちに処置終了となります。

親知らずの抜歯は長時間お口を開けていただくのですが、自力でずっとお口を開けてるのは大変だと思いますので
“バイトブロック”という開口維持をサポートするものを挟んで抜歯を行いました。

反対側の左上の抜歯もしてくださいとのことでしたので、
また後日左上の親知らずの抜歯も行う予定です。

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