Column歯のコラム

歯ぎしり・食いしばりについて

虫歯じゃないけど歯が痛い…
なぜ?

歯ぎしり・食いしばり

「歯が痛いから歯医者に行こう。」歯が痛いから歯医者に行く。まさにその通りです。歯が痛いと、「虫歯かな?」と思われる方がほとんどだと思います。歯が痛いから歯医者を受診してみたけれど、原因は虫歯ではなかった。そんな時「日常生活で食いしばっていませんか?歯ぎしりしていませんか?」こんなことを聞かれたことはありませんか?

今回は歯の痛みと食いしばり・歯ぎしりの関連についてのお話です。今回コラムを担当させている私自身、朝起きて奥歯が悶絶するくらいの痛みを感じたことがあります。この時「絶対虫歯だ…」と冒頭に書いたように感じました。実際診てもらうと「食いしばりが原因です」と。

では食いしばりと歯ぎしり、それぞれどのように違うのでしょうか?

食いしばりとは?

歯ぎしり・食いしばり

食いしばりとは文字通り歯を食いしばる癖のことで、通常上の歯と下の歯は接していない状態なのですが、多くは無意識のうちに歯が接触し、さらには強い力で噛み合わせている状態であり、歯や歯ぐきを傷める原因になります。

歯ぎしりとは?

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりとは、無意識に上下の歯をこすり合わせている状態であり、強い歯ぎしりの場合はギリギリなどの音を伴います。睡眠時に歯ぎしりをしていることを家族などに指摘されて、初めて歯ぎしりをしていることに気づく方も少なくありません。

歯ぎしり・食いしばりの原因

歯ぎしり・食いしばり

まず一つにストレスがあります。ストレスに対する生体の反応とされています。精神的・肉体的ストレス下にある場合、歯ぎしり・食いしばりの強さは増強されます。歯ぎしり・食いしばりをすることにより、生体はストレスを発散させていると言われています。他には、かみ合わせなどにより顎の筋肉の緊張がバランスを崩していることも影響を与えます。

虫歯を放置したままにしていませんか?
抜歯後の状態のまま放置していませんか?
高さが合わないかぶせ物を入れていませんか?
これらが原因で噛み合わせの狂いを起こし、歯ぎしりや食いしばりが起こりやすくなっている場合もあります。

歯ぎしり、食いしばりは顎関節症や歯周病、知覚過敏などの様々な症状を引き起こす原因にもなってしまいます。

歯ぎしり、食いしばりを行っていると出てくる症状

歯ぎしり・食いしばり

1. 朝起きて「顎の関節が痛い」「顎がだるい感じがする」

顎の関節や周囲の筋肉に大きな負担がかかる為、朝目が覚めたときに筋肉の違和感や顎関節の痛みなどを感じていれば、寝ている間に歯ぎしり・食いしばりを行っている可能性が高いです。

2. 歯がすり減っている、歯が欠けている

歯は長く使い続けると自然にすり減りますが、歯ぎしり・食いしばりが強い方だと通常より早いペースで進んでいる場合があります。また、歯ぎしりをすると、歯に対して横方向に力が加わるので、歯だけでなく歯を支える骨や歯肉などの周囲組織にも力が加わります。
歯ぎしり、食いしばりによって骨や歯肉に負担がかかることで歯周病に似た状態になったり、冷たい物が凍みるといった症状が出る場合もあります。

3. 歯ぐきに硬い「コブ」のようなものがある

歯ぐきに硬いコブのようなものがある人は、日常的に歯ぎしり、食いしばりを行っている可能性が高く、「骨隆起」と呼ばれる骨のコブが生じる場合があります。
骨隆起自体は特に悪いものではないので、特に治療を行う必要はありませんが、ご自身で骨隆起の存在が気になったり、歯ブラシが行いにくかったり、食べものなどで歯ぐきを傷めてしまう可能性もあります。また、入れ歯を装着する際に障害となってしまう場合もあり、必要に応じ除去も可能です。

4. エラが張ってきた

骨格以外に咬筋と呼ばれる筋肉が発達し生じるケースです。咬筋は歯を噛み合わせる際に動く筋肉ですが、歯ぎしりや食いしばりで過度な力が加わると、筋肉が発達し(盛り上がり)、エラが張ったようなフェイスラインになりやすいと言われます。

5. 原因不明の肩こりや頭痛に悩まされる

顔や顎の周りの筋肉が常に緊張した状態になり、その緊張が長時間続くことでやがて首や肩の筋肉に影響を及ぼし、肩こりの原因となってしまいます。さらに緊張が続くことで脳へ繋がる血管の血流が悪くなってしまうので、頭痛や頭が重いといった症状が出てしまうことがあります。特に原因がないのに、肩こり・頭痛でお悩みの場合は、歯ぎしり・食いしばりが原因となっている場合がありますので、歯科医院を受診してみましょう。

対策

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりにおいては根本的な解決に至るような治療方法が残念ながら確立されていません。しかしながらそのまま放置しておくこともできません。歯科医院で出来る対策の一つとして「マウスピースの装着」があります。
寝ているときに装着し、歯や顎、筋肉に対する負担を減らします。また、日中のマウスピースを装着される患者様もいらっしゃいます。

あとはストレスをため込まない事です。リラックスできる時間は作れていますか?寝ている時に脳は何らかが原因で興奮した状態になり、無意識のうちに歯ぎしりを行い顎に負担をかけます。その原因の一つにストレスが関連しているとされています。過度にストレスをため込まないように、ストレス解消方法を見つけましょう。

歯ぎしり・食いしばりが気になる方は、ぜひ一度歯科医院での相談をしてみましょう。

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