Column歯のコラム

歯ブラシについて

歯ブラシ
皆さんは普段ご自身が使っている歯ブラシは、どのような基準で選んでいますか?
ご自身で選ぶ方もいらっしゃれば、家族が購入してくれていてそれを使用しているなど。
診療の際に患者さまとオーラルケアについてお話をさせて頂く機会が多いのですが、その中でもよく頂く質問を中心に今回はお話させていただきたいと思います。

Q1.なぜ歯ブラシは1カ月に1本が交換目安なのか?

…歯ブラシを交換するタイミングは使い始めてから1カ月を推奨しています。理由としては

実際は劣化具合(使用感や毛先の状態)を交換時期の目安にされていらっしゃる方が多いですが、
ブラシの背中側から見て毛がはみ出ているようであれば交換、はみ出ていなくて使用開始から1カ月経過したら交換しましょう。

Q2.歯ブラシをしていると歯ぐきから出血するのはなぜ?

…歯ブラシをして歯ぐきから出血すると歯磨きすることが恐くなってしまうかたもいらっしゃるかと思います。では歯ブラシをして出血する原因は何でしょうか?

歯周病や歯肉炎が原因の場合、炎症部分には血液がたまっています。出血がみられるのは、そこに磨き残しがあり、細菌による炎症が存在するサインになります。
歯ぐきから出血しても歯ブラシは行ってOKです。歯ブラシを行うことで歯ぐきの新陳代謝や血行が促進され、歯ぐきが引き締まってきて、腫れや炎症、出血を抑えることが出来ます。
歯ぐきが腫れている場合は、デリケートな状態なのでやわらかめの歯ブラシがオススメです。
逆に、腫れていない健康な歯ぐきをゴシゴシと磨きすぎて、無理に出血させるのはやめましょう。歯ぐきを余計に傷つけてしまいます。

Q3.自分に合った歯ブラシがよくわからない…

…薬局などの歯ブラシコーナーはたくさんの歯ブラシが並んでいて「どれがいいんだろう?とりあえずこれでいいかな」となってしまうことはありませんか?症状に合わせた選び方をご案内したいと思います。

歯周病予防にオススメの形

毛先が極細の形状の歯ブラシは、歯周病の原因となるプラーク(歯垢)が潜みやすい歯周ポケットの隙間に入って汚れを取ることが出来ます。
毛の硬さは、軟らかめからスタートするのがオススメです。歯周病や歯肉炎が進んだ歯ぐきはデリケートな状態のため、硬めの歯ブラシを使用すると歯ぐきを傷めてしまう恐れがあります。

虫歯予防にオススメの形

虫歯予防には毛先が平らな形状の歯ブラシがオススメです。
歯に当たる部分が均等で磨きやすく、プラーク(歯垢)が落としやすいです。
毛の硬さは、軟らかめもしくは普通がオススメです。硬いものはゴシゴシ磨いた際に歯ぐきを傷つけてしまう恐れがあります。
(この写真の歯ブラシの先端は山のような形をしていますが、タフトブラシと同様の使い方が可能
です。)

Q4.歯ブラシの正しい磨き方は?

歯垢(プラーク)は生きた最近の塊で、虫歯・歯周病などの原因となります。プラーク(歯垢)は水に溶けにくく粘着性があるため歯の表面に付着し、うがいでは取り除くことはできません。プラーク(歯垢)が残らないように磨く順番を決めておくと良いでしょう。
歯ブラシの当て方も重要です。

バス法

歯と歯茎の境目(歯肉溝や歯周ポケット)に45度の角度で歯ブラシの毛先をあて、小刻みに動かします。
歯周ポケットの中の汚れを掃除できることと、歯肉のマッサージ効果があります。
歯周病や歯肉炎でポケットが深い部分や出血がる部分、腫れている歯ぐきケアに向いています。

スクラッピング法

歯ブラシの毛先を歯の表面と歯ぐきの境目に直角にあてて、小刻みに動かします。
バス法に比べて比較的磨きやすい方法です。歯面にしっかりあてることでプラーク(歯垢)の高い除去効果が
あります。

この2種類の磨き方は、日常の中でも取り入れている方は多いのではないでしょうか?
この2種類の磨き方を上手く組み合わせることで、よりお口の中のプラーク(歯垢)除去効果は高まります。

Q5.歯ブラシ以外も行う必要はある?

…歯ブラシ以外も行う必要はあります。
歯磨き=デンタルケアだけではなく、お口の中全体=オーラルケアが必要です。
オーラルケアを行わなかった場合、

歯ブラシは歯の表面の汚れ、細菌を落とすことは出来ますが、それだけでは不十分です。

などを併用するとより効果的です。

特に就寝前は効果的です。汚れや細菌を洗い流す作用のある唾液は、就寝中は分泌量が減少します。そのため、就寝前に汚れや細菌が残ったままだと増殖してしまいます。そのためにも就寝前のオーラルケアは特に大切です。

ご自身のお口の状態にあった歯ブラシをおすすめいたします。
ぜひ一度お口のクリーニングとオーラルケアの見直しにご来院いただければと思います。

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