Column歯のコラム

オーラルフレイルに関して

医療費控除

オーラルフレイルという言葉を聞いたことはありますか?

何となく聞いたことがあるような、ないような。

人生100年時代と言われる昨今。

長生きする為に知っておきたいポイントがたくさん詰まっています。

Q.オーラルフレイルとは?

英語で、
「オーラル」…「口腔」
「フレイル」…「虚弱」

という意味です。

「オーラルフレイル」とは口腔機能の衰えが見えてくる状態であり、口腔機能の衰えが全身の老化に繋がるという考え方です。精神的、身体的、社会的な健康と大きな関りを持っています。

医療費控除

そもそも口腔機能にはどのような働きがあるのでしょうか?

  1. 食べる…噛む、味わうなど
  2. 飲み込む…食べ物や飲み物を食道に送り込む
  3. 息をする…呼吸をする。咳やくしゃみ、あくびをする
  4. 唾液分泌…舌や口の動きをスムーズにする、食べ物の消化を助ける、細菌増殖の抑制、口の粘膜保護、口を清潔に
    保つ
  5. コミュニケーション…会話をする、笑いや怒り等の表情をつくる

口腔機能には食べ物を食べるだけでなく、さまざまな働きがあります。オーラルフレイルが進むと、日々の生活に不都合が生じるだけでなく、身体の衰弱や認知機能の低下にもつながると言われてい
ます。

Q.オーラルフレイルの症状は?

以下の症状の中からいくつ当てはまりますか?

※0~2…オーラルフレイルの危険性は低いです。
※3~4…オーラルフレイルの危険性があります。
※5以上…オーラルフレイルの危険性が高いです。

滑舌の低下や噛む力、舌の力が弱くなり、口の機能が衰えることによりきちんとした食事が出来なくなってしまいます。口から食べものが食べられなくなったら、栄養を摂取することが困難になり、全身に栄養が行き渡らなくなり、筋肉の衰えにもつながります。

オーラルフレイルと判定された人は、2年後には身体的な衰弱に陥りやすく、さらに4年後の要介護リスクや死亡リスクは2倍以上になるという研究結果も報告されています。要介護状態や寝たきりになる原因の多くは、脳梗塞などの脳血管疾患や心疾患、骨折等ですが、オーラルフレイルもまた要因の一つだと言われています。

Q.オーラルフレイルはどのようなサイクルで進行する?

以下の症状の中からいくつ当てはまりますか?

  1. プレフレイル期…口腔ケアへの関心が低下し、歯周病や虫歯になり歯を失う。
  2. オーラルフレイル期…口腔機能が低下し、会話や食事に不具合が出る。食欲の低下。
  3. サルコ・ロコモ期…咬合力、舌の筋力、食べる量の減少により、低栄養になる。
  4. フレイル期…咀嚼が出来なくなり、嚥下障害となる。要介護状態になる。

寝たきりなどにならないためにも、プレフレイル期のうちに歯周病や虫歯の治療を行い、定期的に検診を行い、口腔内をケアすることが重要です。

Q.サルコペニアとは?

オーラルフレイルと密接な関係にあるのがサルコペニアです。

サルコペニアとは、「サルコ」は「筋肉」、「ペニア」は「喪失」という意味になります。加齢や病気などで筋肉量が低下し、全身の筋力が低下した状態をいいます。

サルコペニアとフレイルの違いは、サルコペニアが筋肉量や筋力、身体機能低下を表すのに対して、フレイルは身体の機能低下だけでなく認知機能低下、日常生活での活動量低下、疲労度合などの幅広い要素が含まれています。

サルコペニアになると、筋肉量が減少し、基礎代謝やエネルギー消費量が低下し、活動量が減ることで食欲もなくなってしまいます。その結果として、栄養不足になり、身体の衰弱が進み、フレイルに移行してしまいます。
健康な状態から要介護状態に移行する中間の時期にあたり、フレイルが進み要介護状態になると、その前段階に戻ることは難しくなるので、そうなる前に予防がとても重要になります。

Q.オーラルフレイル予防の
食事は?

オーラルフレイルの兆候として「滑舌の低下・食べこぼし・わずかなむせ・噛めない食品の増加」から始まります。

些細なことのように思えますが、進行するとフレイルになってしまいます。まずは歯周病や虫歯の治療をきちんと行い、物が噛める状態にすることが大切です。
オーラルフレイルを予防する食事に関しては、
・柔らかいものばかり食べない
・肉や魚などのタンパク質を意識して摂ように
する。

唇や頬、歯や舌に至るまで口の動きに筋肉は関わっています。口の中や周囲の筋肉量が低下すれば、咀嚼したり、飲み込んだりするのに支障が出てきてしまいます。筋肉をつくるタンパク質の摂取がポイントです。
タンパク質といっても、植物性(豆腐や納豆など)のものや、魚や肉などの動物性のものまで幅広くあります。

食べるのであれば、肉のタンパク質がオススメです。肉の良質なタンパク質は筋肉をつくりやすくアミノ酸スコアが高いのも特徴です。プラスして魚や卵、豆腐や野菜などの食品もバランスよく食べるようにするとビタミンやミネラルなどのタンパク質以外の栄養素も摂りやすくなります。

身体に必要なタンパク質は、体内で合成できない必須アミノ酸と合成可能な非必須アミノ酸からできており、その質の良しあしをアミノ酸スコアで評価しています。必須アミノ酸のなかにはロイシンというアミノ酸がありますが、ロイシンには筋肉を強化する作用があるといわれ、肉類や乳製品などに多く含まれます。

高齢の方の中には肉類を避ける人もいますが、むしろ肉類を食べた方が筋肉量を増やせるので、口腔機能向上の観点から必要不可欠な食品といえます。良質なタンパク質を摂って筋肉量を増やす。そうすることでサルコペニアになる危険性も低くなり、フレイル予防にもなるというわけです。

足腰を鍛えるために歩くなどの運動も大切ですが、健康は口からです。歯科医院でお口の中を定期的にメンテナンスすることが大切です。

24時間WEB予約受付中!

当日のご予約はでお願いします。

下北沢の痛くない歯医者|下北沢歯科